根の治療の最大の目的は・・・・!?
それは・・・・、『感染源(炎症の原因となる部分)を取り除く』ことです。
根の治療は、大きく分けて2つの目的に分かれます。
① 悪くなった神経を取り除く治療
② 根の中の管のまわりにできたむし歯になった壁(感染した根の部分)を取り除く治療
複雑で、湾曲した、入口が1mm満たない、複数の管の中の感染源となる部分を、細い器具と薬液を使いながら取り除く必要があるため、根の治療は、回数がかかってしまいます。
よく患者様から、『根の治療は、何回で終わりますか?』とご質問をいただきますが、取り除くべき感染した部分がどの程度存在するか、どこに存在するかにより、治療回数も変わります。
歯科医師は、最小限の治療回数を意識していますが、回数を意識するあまり、感染源を取り残すと、再発する確率を増やしてしまいます。
『マイクロスコープによる精密根管治療』の回でも、触れましたが、再治療になるほど治癒の確立が落ち、抜歯となるリスクが高まります。
根の治療にならないようにすることはもちろんですが、運悪く、根の治療が必要になった際には、いかに、丁寧に根の治療を受けれるかがとても大切です。
当院の院長は、根の治療の専門医の医院で研鑽し、確率の高い治療を心掛けております。
根の治療の際は、是非、ご相談ください!!