歯が凍みる〈知覚過敏〉

歯が凍みると感じたことはありませんか？

歯は、むし歯以外でも凍みることがありますが、よく耳にするのが、”知覚過敏”です。

”知覚過敏”は、歯の内側にある「象牙質」が露出してしまうことで、水やお湯、冷気などによってしみたり、痛みを感じたりする状態で、正常な神経が刺激を感じやすくなった状態です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　（参考資料：LION）

象牙質には、象牙細管と呼ばれる細い管があり、細管は、歯の神経の部屋までつながっているとされ、外部からの刺激が、この細管を伝わって神経まで届くために、痛み（凍みること）を感じると考えられています。

”知覚過敏”は、細管に伝わる刺激量を減らしてあげることによって、過敏になった神経が、正常に戻ることができれば治ります。

状況により、対処方法は変わりますが、痛みがひどくなる前に歯医者さんを受診し、冷たいものを多くお口にする機会の増える夏に向けてケアしてみてはいかがでしょうか。